運動とダイエットの関係
無理なく痩せよう!!簡単ダイエット
ダイエットの基本知識や、食事や栄養に関する情報、簡単にできる運動法などを紹介しています。

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運動とダイエットの関係

ダイエット ダイエットをする、すなわち体重を減らすためには、一日に食事から得られる総カロリーに対する、一日に消費する総カロリーを大きくする必要があります。
 1日に消費されるカロリーは大きく分けて「基礎代謝によって消費されるカロリー」と「動くこと(運動すること)によって消費されるカロリー」に分けられます。

 基礎代謝とは人が生きていくために必要なエネルギーのことで、何もせずじっとしていても消費されます。1日あたり男性で平均約1,500、女性で1,200キロカロリー(cal)と言われています。そして人間が体を動かし行動するためには更にエネルギーが必要となります。この2つの消費カロリーを、食事から摂取するカロリーによって日々補っているのです。

 ちなみに、成人が一日に必要とするカロリーは平均2,000〜2,500カロリーと言われています。この数字は男女の違いや、普段の生活スタイルによって個人差があります。通常女性よりも男性の方が多くなります(後程説明する基礎代謝が関係します)。ダイエットのためには摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やす必要があります。
 一日の消費カロリーは事務職などあまり体を動かさない方は少なくなり、体を動かす仕事の方やスポーツ選手などは多くなります。運動によってダイエットをしようとする場合、基礎代謝以外の動くことによる消費カロリーを多くするのが目的になります。

 ただ消費カロリーを増やすだけなら、どんな種類の運動でも良いので、体を動かす時間を増やしたり、激しい運動をすればするほど多くのカロリーが消費され、ダイエット効果があがります。
 一日の摂取カロリーの総量に対する、一日の消費カロリーの総量の割合が大きくなってくると、食事から得られるエネルギーだけでは足りなくなるので、身体はその不足分を体内の糖分や脂肪分を燃やすことで補おうとします。そして燃えた分だけ体重の減少・ダイエットに繋がるわけです。
 特に体内の余分な脂肪の燃焼量を増やす方が、より健康的なダイエットと言えます。そのためには同じ運動でも「有酸素運動」を多く行う必要があります。